【新聞読み】アドバンスト・メディア、AIアバターがメタバースで接客|人工智能化客戶服務|Artificial intelligence customer service
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音声認識ソフトを手がけるアドバンスト・メディアは、仮想空間「メタバース」上で、人工知能(AI)を搭載したアバターが接客する技術を開発した。顧客からの問い合わせや製品紹介などに無人で対応できる。映像や音声の活用により、接客の質の向上と省力化を両立できる企業向けサービスとして2023年度の実用化を目指す。
新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、Eメールやチャットなどを活用した接客が広がっている。チャットにAIを活用して無人化する事例もあるが、映像や音声が使えず、サービスの質を高めにくいのが課題だった。
AIアバターはメタバース上でコミュニケーションがとれるプラットフォーム「VRChat(VRチャット)」で接客する。アドバンスト・メディアの音声認識技術を搭載しており、顧客の声を高精度で認識する。導入企業はAIアバターが話せる内容を事前にリスト化しておくことで、顧客の話した内容に合わせた対応ができる。AIアバターでは対応が難しい場合は、人間が操作するアバターにも切り替えられる。